楽譜の準備や管理、授業準備に1週間の中でどれくらいの時間をかけていますか?音楽の先生は、楽譜の管理や授業準備だけで週に10時間以上費やしているという方も少なくありません。これは、本来最も大切な指導や音楽作りに使えるはずの時間です。

教科書に最適な一曲を見つけても、生徒の合唱にはキーが高すぎたり、トランペットパートのリズムを少し簡単にしたい、ということは日常茶飯事です。これまでの解決策は、記譜ツールで一から骨の折れる作業で楽譜を作り直すことだけでした。これは膨大な時間の浪費であり、率直に言って、創造性を妨げる壁でした。

もし、教科書のページを写真に撮ったりスキャンしたりするだけで、すぐに編集可能な楽譜にできるとしたら・・・?大変お待たせいたしました・・・!

この数年間、現場の先生方から私たちがいただいてきたリクエストの中で、圧倒的に最も多かったのが、この「PDFインポート機能」でした。教員の皆様が大切に集めたPDFのフォルダや、棚に並んだ教科書をすぐに授業でご利用いただけるダイナミックで協働的な資料に生まれ変わらせます。

使い方はとてもシンプル

手順は次の通りです:

  1. 「楽譜」ページを開く-あなたの全ての楽譜を管理する画面です。
  2. 「新規楽譜/タブ譜」をクリック-画面右上のボタンです。
  3. 「PDFインポート」をクリック-こちらが新しい選択肢となります。
  4. ご希望のPDFファイルをインポート-ご希望のファイルを選択してください。
  5. あとは編集可能な楽譜の完成を待つだけ!Enjoy!-弊社の高度なテクノロジーが、正確かつスピーディーに変換処理を行います。
Flat for EducationにPDFファイルをインポート

【ご利用にあたっての注意点】

ご利用にあたり、以下の点にご注意ください。インポートできるページ数には、ユーザー1人あたり合計100ページまで、1回のインポートにつき10ページまでという制限があります。また、この機能は、現在有料プランをご利用中または更新された先生方限定でご利用いただけます(無料トライアル期間中はご利用いただけません)。

これで、具体的に何ができるようになるのでしょう?

  • 書き写す時間を節約: 手作業で楽譜を書き直す手間を省き、正確に編集可能なファイルに書き換えましょう。
  • お気に入りの曲を自由自在に編曲: 素早い編集や、様々な楽器のための移調、古い楽譜の更新も簡単です。
  • ダイナミックなレッスンを作成:インタラクティブな再生機能、共同編集機能、そして一人ひとりに合わせた課題を追加できます。
  • MusicXML形式でエクスポート: Flat for Educationで作成した楽譜を、他のプロフェッショナルな記譜ソフトウェアでも簡単に利用できます。

この機能は、お気に入りの楽曲を単なる配布物から、豊かでインタラクティブな学習体験へと変える力を皆様に与えます。

インポート時の注意点

  • データ化をご希望の楽譜のページ数が、当月分のLivescoreクレジット(無料トライアルでは最大10ページ)を超える場合、楽譜をLiveScoreに変換できません。
  • 縦書きの五線譜。この場合、まずファイルを90度回転させて五線譜を横向きに表示させる必要があります。
  • コード表、歌詞付きコード譜、タブ譜、その他五線譜を表示しない楽譜形式。
  • 手書き楽譜。
  • グラフィック楽譜、複雑な現代記譜法、メンスラル記譜法。
  • 単一PDFページに収められた「見開き楽譜」。
  • 小節線が五線間の領域のみに配置されている楽譜。
Flat for Education - PDFインポート時の注意点

創造の第一歩を踏み出し、EdTechの未来を一緒に作りましょう

私たちは、この機能が音楽教育テクノロジーにとって画期的な一歩であると確信しており、先生方と生徒の皆さんがこれからどんな素晴らしい作品を生み出していくのか、心から楽しみにしています。

音楽愛を込めて。

Flat for Education