先生と生徒の皆様へ:より快適で信頼性の高い楽譜作成エディタが登場しました!

Flat for Educationの楽譜作成エディタに、メジャーアップデートが行われたことをお知らせします。今回のアップデートでは、プラットフォーム内のすべての楽譜を動かすエンジンを完全に再構築しました。その結果、指導と学習の両方において、より速く、よりスムーズで、より反応の良い操作性を実現しました。

特に、Chromebookや学校で長年ご利用いただいている古いデバイスでも、楽譜の読み込みが格段に速くなりました。これにより授業の流れがスムーズになり、生徒たちは画面の更新を待つことなく、音楽制作そのものに集中できるようになります。

ここでは、新しくなった点と、それが音楽教育の現場にとってなぜ重要なのかをご紹介します。

Flat for Educationのエディタを作り直した背景

教員の皆様からは、Flat for Educationは共同的な作曲、創造的なプロジェクト、記譜に関する課題において効果的なツールであるとの声をいただいていました。しかし、大規模な楽譜の編集や、スペックの限られたデバイスを使用する際には、わずかな遅延が発生することをご報告いただいておりました。音符を配置してから画面に表示されるまでのほんの一瞬の間でさえ、授業の進行を妨げたり、グループ活動のペースを落としてしまうことがあったのです。

この問題を解決するために、私たちのチームは楽譜表示エンジンを基礎(土台)から作り直しました。過去約10年間の開発を見直し、より効率的でモダンなシステムを構築しました。

その結果、先生にとっても生徒にとっても、はるかにスムーズな操作感が実現しました。エディタの反応速度が上がり、大規模なプロジェクトも楽に読み込め、リアルタイムの共同編集もより安定して行えるようになりました。

新しい表示エンジンの仕組み

大規模なクラスプロジェクトを、よりスマートかつ効率的に処理します

以前のエディタでは、表示しているページを見せる前に、システムが楽譜の「すべてのページ」を描画(ペイント)していました。この処理は、特に長編楽譜の場合、デバイスに不要な負荷をかけていました。

新しいエンジンでは、「レイアウト計算」と「視覚的な描画」を分離しました。つまり、楽譜全体を描画しなくても、各ページに何が必要かを計算できるようになったのです。例えば、吹奏楽や合唱、弦楽奏の課題で10ページ目を開いた場合、レイアウトは瞬時に計算され、必要なページだけが表示されます。

これにより処理時間が短縮され、編集作業が快適になり、複雑なクラスプロジェクトにおいてもプラットフォームの信頼性が大幅に向上しました。

音符を可能な限り速く画面に表示

生徒が音符を追加すると、システムの裏側では「カーソルの移動」「ツールバーの更新」「ローカル保存」「共同編集者との同期」「画面の更新」といった複数のアクションが発生します。

これまでは、これらのアクションが競合することにより、他の処理が終わるまで画面上の表示が待たされることがありました。

新しいエディタでは、視覚的なフィードバックを最優先します。生徒が音符を入力すると即座に表示され、その他の処理はその直後に完了します。これにより体感速度が大幅に向上し、指導中の流れを妨げることなく、維持するのに役立ちます。 この改善は、共有の学校用デバイスや古いChromebookを使っている場合に、特に実感していただけるはずです。

PDFエクスポートがより速く、より確実に

Flat for Educationは、ワークシート、演奏用の楽譜、楽典のリソースを印刷するためによく利用されています。新しいシステム構造により、PDFのエクスポート速度が大幅に向上しました。

これまでのプラットフォームでは、画面表示用と印刷用で別々のバージョンを作成していたのですが、新たなプラットフォームでは楽譜データから直接PDFをエクスポートするようになりました。これにより、ダウンロードが速くなり、より鮮明な印刷物が作成できます。

教員の皆様は、楽典のワークシート、リハーサル用のパート譜、ウォーミングアップ教材などの独自の教材を、より効率的に作成できるようになります。

また、PDFの楽譜をFlat for Educationにインポートして、瞬時に編集可能な楽譜データに変換できることをご存知ですか?この機能を使えば、手作業で楽譜を採譜する時間を何時間も節約でき、既存の楽譜をレッスンやリハーサル、課題に合わせて簡単にアレンジできます。

PDFの楽譜をFlat for Educationで編集できるようになりました!
楽譜の準備や管理、授業準備に1週間の中でどれくらいの時間をかけていますか?音楽の先生は、楽譜の管理や授業準備だけで週に10時間以上費やしているという方も少なくありません。これは、本来最も大切な指導や音楽作りに使えるはずの時間です。 教科書に最適な一曲を見つけても、生徒の合唱にはキーが高すぎたり、トランペットパートのリズムを少し簡単にしたい、ということは日常茶飯事です。これまでの解決策は、記譜ツールで一から骨の折れる作業で楽譜を作り直すことだけでした。これは膨大な時間の浪費であり、率直に言って、創造性を妨げる壁でした。 もし、教科書のページを写真に撮ったりスキャンしたりするだけで、すぐに編集可能な楽譜にできるとしたら・・・?大変お待たせいたしました・・・! この数年間、現場の先生方から私たちがいただいてきたリクエストの中で、圧倒的に最も多かったのが、この「PDFインポート機能」でした。教員の皆様が大切に集めたPDFのフォルダや、棚に並んだ教科書をすぐに授業でご利用いただけるダイナミックで協働的な資料に生まれ変わらせます。 使い方はとてもシンプル 手順は次の通りです: 1.

音楽の教員にとってのメリット

このアップデートは、日々の授業体験を向上させるために設計されました。以下のようなメリットがあります。

  • 授業の進行がスムーズに: 大規模なプロジェクトや多声部のアレンジでも、快適に操作できます。
  • 即時のフィードバック: 生徒は自分の入力結果をすぐに見ることができるため、理解度と意欲が向上します。
  • デバイス間の安定性: Chromebook、ラップトップ、タブレットなど、学校内の様々なデバイスで一貫したパフォーマンスを発揮します。
  • 共同編集の円滑化: グループ作曲や共同執筆の課題において、リアルタイムのやり取りがより流動的になります。

Flat for Educationは、記譜、作曲、楽典の学習をサポートする、直感的でアクセシブルなデジタル音楽プラットフォームを学校現場に提供し続けます。

今後の展望

今回のアップデートは、将来のさらなる改善に向けた基盤となるものです。現在、エディタをさらに高速化できる可能性のある新しいレンダリング技術の調査を進めています。

私たちの目標は明確です。現代の教室のニーズをしっかりと把握し、すべての教員と生徒が、反応が良く信頼できる創造的な楽譜作成体験を楽しめるようにすることです。

新しいエディタを教室でぜひお試しください

このアップデートは、現在すべてのFlat for Educationユーザーに適用されています。先生方からのフィードバックをもとに構築されたこの機能が、毎日の授業をより良いものにすることを願っています。

今すぐログインして、エディタがどれほど速く、スムーズになったかをご体感ください。

👉 Flat for Educationを開く

まだFlat for Educationをご利用でないですか?

もし、あなたの学校や地域でまだFlat for Educationを導入されていないということでしたら、今がプラットフォームを試す絶好の機会です。アップデートされた楽譜エディタをお試しいただき、サンプルの課題を作成し、よりスムーズでインタラクティブな音楽体験に対する生徒たちの反応を実際に見ていただけると嬉しいです。

Flat for Educationは、実際の教育現場のために設計されています。Chromebook、ラップトップ、タブレットで動作し、Google Classroom、Microsoft Teams、Canvas、Schoology、Moodle等と連携可能です。一般音楽、吹奏楽、合唱、オーケストラの教員の皆様が、作曲、楽典、パフォーマンス(演奏)課題、創造的な学習をサポートするために日々活用しています。

今日から無料トライアルを開始して、Flat for Educationがどのように皆様の指導をサポートし、生徒が自信を持って音楽を創作できるよう手助けするかを体験してください。

👉Flat for Educationの無料トライアルを開始する

音楽愛を込めて🎵

Flat for Education