ギターを弾くなら、リフやアレンジを最も早く書き留める方法は、実際に弾くとおりに弦とフレットで記すことです。五線譜だけでは、そのCを5弦3フレットで弾くのか6弦8フレットで弾くのかまでは分かりませんが、タブ譜なら分かります。この記事では、ギターのタブ譜とは何か、Flatでの書き方、そしてギターで重要なチューニング・奏法・コードのツールを紹介します。

ギターのタブ譜とは
ギターのタブ譜は、指板を基準にした記譜法です。6本の横線がそれぞれ弦を表し、一番下が6弦(低いミ)、一番上が1弦(高いミ)で、ネックを上から見たときの並びに対応します。線の上の数字がその弦の押さえるフレットを示し、上から2番目の線の「5」は2弦5フレットを意味します。
タブ譜は、五線譜だけでは決まらないことを補います。ギターでは同じ音を複数の場所で弾けますが、五線譜はどこで弾くかを示しません。タブ譜は弦とフレットを正確に指定します。これがロック、ポップス、フォーク、ブルース、メタルでギターの定番表記になった理由です。
弱点はリズムで、フレット番号だけでは音の長さが分かりにくいことです。現代のギタータブ譜は五線譜の下に並べることでこれを解決し、リズムは五線譜から、運指はタブ譜から読み取れます。
Flatでギターのタブ譜を作成する
Flatでギターを選ぶと、初めからタブ譜と五線譜がセットで作成されます。2つの譜表は同期しており、どちらかに入力すると、もう一方も自動で更新されます。
- 新しい楽譜を作成してギターを選びます。五線譜の下に6本線のタブ譜が追加されます。片方だけ使いたい場合は、どちらの譜表も非表示にできます。
- フレットまたは音の高さで入力します。タブ譜をクリックして選択した弦にフレット番号を入力するか、五線譜をクリックして音の高さで入力します。矢印キーで音符を別の弦に移動できます。
- チューニングとカポを設定します。楽器設定でレギュラーチューニング、ドロップDやDADGADなどのプリセット、またはカスタムチューニングを選び、必要ならカポを設定します。
- 奏法を加えます。タブ譜用ツールバーのチョーキング、スライド、ハンマリングオン、プリングオフ、パームミュート、ハーモニクスはタブ譜に表示され、再生にも反映されます。
- 共有・エクスポートします。PDFやMusicXMLでエクスポートするか、リンクを共有して複製・編集できるようにします。
ギターのタブ譜で重要な奏法
ギターのタブ譜が役立つのは、実際の弾き方をそのまま記録できるからです。Flatで押さえておきたいポイントを挙げます。
- 書き始める前にチューニングを設定します。ドロップD、DADGAD、オープンG、半音下げは、どのフレットでどの音が出るかを変えます。プリセットを選ぶか自分で設定でき、3〜14本のどの弦数でも使えます。
💡 チューニングとカポの設定。 - リズムやコードメロディにはコードグリッドを使います。コードグリッドは運指を示す小さな指板の図を譜表の上に表示し、フレット番号だけでは伝わりにくい押さえ方が分かります。
💡 Flatのコードグリッド。 - リード系の奏法を記します。チョーキングやプリベンド、スライド、ハンマリングオン、プリングオフ、実音・人工ハーモニクスはすべてタブ譜用ツールにあり、再生にも反映されます。
💡 ギターのタブ譜ツール。 - パームミュートやストロークでリズムを締めます。パームミュートとレットリングは音の伸びを、アップ・ダウンのストローク記号はピッキングの手を示し、ファンクやメタルのリズムに役立ちます。
- リズムが重要なら五線譜と併記します。タブ譜は押さえる場所を示しますが、音の長さには弱いです。シンコペーションや複雑なリズムでは五線譜を表示し、リズムが明確なときだけ非表示にします。
- ゼロから書かずにGuitar Proファイルを取り込めます。Flatは.gp、.gpx、.gp5、.gp4、.gp3をブラウザで開けるので、既存のタブ譜にデスクトップアプリは不要です。楽譜・タブ譜のインポート。
Flatで実際に試してみる
新しい楽譜を開いてギターを選ぶと、五線譜とタブ譜がセットで追加されます。タブ譜の一番下の線で「0」を入力すると、五線譜に低いミ(E)が表示されます。楽器設定でドロップDやDADGADに切り替えると、同じフレット位置でも実際のギターと同じように違う音が鳴ります。
無料のFlatアカウントを作成して、最初のギタータブ譜を書いてみましょう。
Flatコミュニティでギタータブ譜のヒントを見つける
Flatのコミュニティには10万曲を超える公開楽譜があり、ロックからフィンガースタイル、クラシックまでギタータブ譜が豊富です。Flatの人気の楽譜を見れば、他の人がチョーキングやハーモニクス、ピッキングをどう書いているかが分かります。公開楽譜はどれでも複製して編集できます。
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よくある質問
Flatでギターのタブ譜を書くのに五線譜を読める必要はありますか?
いいえ。タブ譜上で弦を選んでフレット番号を入力すれば直接書けます。五線譜は自動で更新され、不要なら非表示にできます。
ドロップDやDADGADなどのチューニングのタブ譜も書けますか?
はい。楽器設定でプリセットを選ぶか自分で設定でき、Flatは3〜14弦のあらゆるチューニングに対応します。入力済みのタブ譜は新しいチューニングに合わせて更新されます。
チョーキングやスライド、ハーモニクスを記譜できますか?
はい。タブ譜用ツールにチョーキング・プリベンド、スライド、ハンマリングオン、プリングオフ、パームミュート、実音・人工ハーモニクスがあります。タブ譜に表示され、再生にも反映されます。
Guitar ProファイルをFlatに取り込めますか?
はい。Flatは.gp、.gpx、.gp5、.gp4、.gp3をブラウザで開け、Guitar Proをインストールせずに編集を続けられます。
ギタータブ譜をPDFやMusicXMLでエクスポートできますか?
はい。どちらの形式にも対応し、MIDIやオーディオも利用できます。印刷にはPDF、別の記譜ソフトへ渡すにはMusicXMLが適しています。